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筋トレや体を引き締めるためのグッズとして、
加圧シャツの人気が高まっています。
基本的に下着として着用するものが多く、
加圧インナーや筋トレシャツなど、
様々な呼ばれ方をしています。
しかし、どれも基本的には同じ商品です。
加圧シャツには一般的なシャツとは違い、
競泳用の水着などに採用されている、
素材を使っているのが特徴です。
収縮力がやや強い繊維で
織り込まれていますので、
着用した部分に程よい圧力を加えます。
一方方向だけ圧力をかけるのではなく、
全体から圧力を加えますので、
バランスよく体を引き締められるのがメリットです。
素材の繊維にはスパンデックスというものが
使われています。
加圧シャツの殆どに使用されていますので、
商品の素材部分を確認することをおすすめします。
ポリウレタン弾性繊維が正体で、
多くの競技用ウェアに採用されています。
ゴムのように伸縮する力に優れており、
体のあらゆる動きに対して、
フィットする高い機能を持ちます。
混紡率が低めでも効果が発揮される、
効率の良い高性能な繊維です。
スパンデックスが単独で使われることはまずなく、
他の繊維と一緒に織り込んで効果を発揮します。
加圧シャツであれば、ナイロンが
その素材の殆どの部分を占めており、
残りをスパンデックスで構成しているような
内容です。
スパンデックスの割合が高いものほど、
加圧シャツの伸縮効果が高いとも見て取れます。
証拠として人気商品の加圧シャツは、
ナイロン80%に対し、スパンデックスが20%です。
他の商品だとナイロン95%で
スパンデックスは5%程度しか使われていないものが
多く見受けられます。
加圧シャツが筋トレシャツと呼ばれる
パターンがあることから、着用すれば
腹筋が割れる、盛り上がるような筋肉がつくと
話題に取り上げられることがあるものの、
実際にはそのようなマッチョな体を
作ることはできません。
あくまでも補助的に着用するもので、
体の筋肉バランスを整えるのが目的の商品です。
但し、着用しながら筋トレをすると
効率が良くなるメリットを持ちます。
姿勢が良くなる効果や、
体幹トレーニングが自然にできて、
突き出したお腹をスリムにするのに
役立ちます。
お腹に圧力をかけることから、
食べ過ぎを防ぐ効果も期待できます。
購入するなら、男性用、もしくは女性用といったふうに、
それぞれの性別に対応する商品を選ぶのがおすすめです。
男性用の加圧シャツだと
女性には合わない場合があるからです。
女性なら女性用の加圧シャツを探すようにします。